彫刻された石の使用について

Re: 【総合】パワーストーンについての質問 ( No.51 )

日時： 2008/01/05 01:40 名前： 細十

 ネットショップを物色していたら水晶の丸玉に五芒星や四神を彫刻した物を発見し、少々物欲を刺激されてしまいました。

それでふと疑問に思ったのですが、こうゆう五芒星とか彫ってある物ってなんか特別？

な効果を期待していいモンでしょうか？

それとも削れた分パワーダウンするんでしょうか？

Re: 【総合】パワーストーンについての質問 ( No.52 )

日時： 2008/01/05 06:48 名前： 紫乃女◆HA/VcyD8ArE

五芒星が刻まれているものに意味を見出すことは容易です。

あれは日本でもメジャーですよね、安部晴明氏の桔梗印もそうですし。

魔よけとして愛用なさってる方も多いそうですよ(⌒▽⌒)

ただ、四神となりますと・・・

四獣とも呼ばれる、「青龍」「朱雀」「白虎」「玄武」のことですよね？

あなたがこれに（これって言っちゃ失礼か）何を期待なさるかによって、意味があるのかないのかが変わってくると思うんです。

四神はそれぞれ対応する方角や季節など担当ごとに分かれています。

ですので自分が弱いと思われる部分を補強するためにそれに呼応する神を持つというのはアリだなとは思いますが、（または全部揃えて持つとかね。ついでにど真ん中に「黄竜（麒麟）」を配置するとかさ）

なんらかのご利益を漠然と期待する程度で持つのであれば、神社のお守りと大差ないレベルだと思います。（神社のお守りに大変失礼な表現だとは思いますけどね・・・(^^;）

「見た瞬間とても惹かれた」とか「ピンと来て頭から離れない」とおっしゃるのであれば、あなたとその四神のどれかは呼応しあっているのかもしれませんが、「かっこええやん」とか「何か役に立ちそう」というレベルなのであれば、カッコいいアクセサリーで何かの役に立ちそうなものになるだけの可能性は大ですね。

何が言いたいのかといいますとね、非常に手厳しい表現になってしまうんですけれど、なんらかの「象徴」を所有しようというのであれば、少なくともそれに対してそれなりの知識を得てからにしましょうってことなんです（・−・）ｂ

例えば関西の商売人は恵比寿神を大事にします。「えべっさん」と呼ぶことが多いんですけどね。なぜなら「えべっさん」は商売の神様だからですよ。福の神というわけですな。

えべっさんのお祭りの時には「商売繁盛、笹持ってこーい」と言いながら笹を売る出店もあるほどでね。

紙幣を貼り付けた熊手（ようするにかきあつめてるんですな）と一緒に、お店などに飾られることもあるんですよ。

んでも恵比寿の神は本来は商売の神などではなく、「海の向こうからやってきた神」を意味するはずなんです。

異邦よりやってきた水の神ですから、これに大漁を祈願するのは分かります。そのせいで商売繁盛と結びついたのかなとも思うんですがね。

一説では「蛭子（ヒルコ）の神」がその原型だといわれることもあります。

ヒルコは日本を作った神であるイザナギ・イザナミ神の第一子なんですが、不具（両手両足がなかったとか、手足が萎えていたとか）に生まれついたために、両親に捨てられてしまうんです。葦（あし。要するに水辺の草）で作った船に乗せられて海に流されちゃうんですよ。んでそれが成長して舞い戻ったのが恵比寿神だという説があるんですよね（・−・）y-.。o○

ね？こう考えると、しょうばいはんじょーとか言いながらえべっさんを店に飾っていいもんだろうかとちょっと悩んだりしませんか？

もしそれが本当にヒルコの神の後の姿であったのならば、彼は捨てた両親がその後「まともに生まれた子供たち」と作り上げた国でわいわいと生きているあたし達の「繁栄」を助けてくれるでしょうかねぇ？

神なんだからそこらへんの頭の切り替えはスムースなのかもしれませんが、あたしだったら「復讐」を祈願するなぁ。きっとヒルコの神にならあたしの気持ちは分かってもらえると思うから。

・・・ね？

世間一般で言う「ご利益」を期待して、よく知りもしないものをありがたがってほいほいとあがめることって、ある意味ちょっと怖いことだと思いませんか？（・−・）

それに何かを期待するのであれば、その「礼儀」としてそれに対する自分なりの知識、自分なりの考えを自分で得ましょう。

あたしがここで書くことは、あたしの意見に過ぎません。

あなたが所有なさるのであれば、あなたがご自分の意見を持たれるべきかと思います。

ま、参考意見ってことでいいんでしたらね、

東を司る青龍か南を司る朱雀なんかどうでしょうか。

特に朱雀は好きだなぁ！火や心臓を担当してますしね(⌒▽⌒)ノ

自分の好きなものを担当している象徴を得てそこを強めあうとか、自分の「弱いところ」を担当している象徴を得てそこを補強するとか、そんな風に考えるのも面白いと思いますよ♪